2008年03月14日

米海兵隊MAGTF/プラーク

米海兵隊のMAGTF(MARINE AIR-GROUND TASK FORCE/海兵空陸機動部隊)を
構成するMEF, MEB(MAB), MEU(MAU)のプラーク各種です。


III MEF(III MARINE EXPEDITIONARY FORCE/第3海兵遠征軍)のプラークで、
III MEFのマークを中心にIII MEFを構成する
第3海兵師団、第9海兵遠征旅団、第1海兵航空団、第3海兵役務支援群の
部隊マークがあります。ちょっと大きめのプラークで天地約35cm。


III MEF(III MARINE EXPEDITIONARY FORCE/第3海兵遠征軍)のプラークで、
サイズ違いの2種です。


左は9 MAB(9TH MARINE AMPHIBIOUS BRIGADE/第9海兵水陸両用旅団)、
右は9 MEB(9TH MARINE EXPEDITIONARY BRIGADE/第9海兵遠征旅団)の
プラークです。9 MABは9 MEBの前身部隊でベトナムにも派遣。
9 MEBはIII MEF隷下で沖縄に駐留していましたが90年代に解隊され、
その後2000年からは新たに3 MEB(司令部のみ)が駐留しております。


左は26 MAU(26TH MARINE AMPHIBIOUS UNIT /
SPECIAL OPERATIONS CAPABLE/第26海兵水陸両用隊 / 特殊作戦能力)、
右は31 MEU(31ST MARINE EXPEDITIONARY UNIT/
SPECIAL OPERATIONS CAPABLE/第31海兵遠征隊 / 特殊作戦能力)のプラークです。
26 MAUは現在の26 MEUの前身部隊で、
26 MEUはキャンプ・レジューン(II MEF隷下)に司令部を置いています。
沖縄駐留の31 MEUはおなじみですね。

★参考文献
III MARINE EXPEDITIONARY FORCE
3RD MARINE EXPEDITIONARY BRIGADE
26TH MARINE EXPEDITIONARY UNIT
31ST MARINE EXPEDITIONARY UNIT
  


Posted by アカトラ  at 01:45プラーク・コイン

2008年03月11日

横田空軍基地のパッチ/ver. 2

横田のパッチが増えましたので、version 2として更新しました。


横田基地に駐留する第374空輸航空団(旧第374戦術空輸航空団)のパッチです。
上段左より、第374空輸航空団(現用)/フルカラー、
第374戦術空輸航空団ビッグパッチ、第374空輸航空団サムライパッチ。
下段左より、第374空輸航空団(現用)/サブデュード、
第374空輸航空団(旧型?)/サブデュード、
第374戦術空輸航空団50周年記念パッチ/サブデュード。


第374空輸航空団所属の各飛行隊パッチです。
上段左より、第36空輸飛行隊/フルカラー(C-130H)、
第36空輸飛行隊(旧型)/フルカラー、
第459空輸飛行隊/フルカラー(C-21, UH-1N)。
下段左より、第36空輸飛行隊/サブデュード、第459空輸飛行隊サブデュード、
第30空輸飛行隊/サブデュード(C-9/解隊)。


第5空軍及び各後方支援部隊のパッチです。
上段左より、第5空軍/サブデュード、第374作戦群/フルカラー。
中段左より、第374整備中隊/サブデュード、第374民間技師中隊?/サブデュード、
第20気象観測中隊?/サブデュード。
下段左より、第374医療作戦中隊/サブデュード、第374通信中隊/サブデュード、
第374作戦支援中隊/サブデュード。


航空機動コマンド/AMC(旧軍事空輸コマンド/MAC)のパッチです。
上段左より、航空機動コマンド/フルカラー、軍事空輸コマンド/フルカラー、
軍事空輸コマンド/青文字フルカラー。
中段左より、航空機動コマンド/デザート、航空機動コマンド/レザージャケット用、
AMCもしくはMAC丸型パッチ。
下段左より、航空機動コマンド/サブデュード、
軍事空輸コマンド/サブデュード(台紙から断裁されていない状態の物)、
第730航空機動中隊/サブデュード。


その他オールドパッチなど、横田基地関係のパッチです。
上段左より、第475基地航空団/サブデュード(解隊)、
第475補給中隊/サブデュード(解隊)、横田MWR、
下段、スーヴェニアパッチ2種。
  


Posted by アカトラ  at 01:18パッチ・ステッカー

2008年03月09日

米空軍のジャングルファティーグ

皆様、本日の「日高レポート」はご覧になられましたでしょうか?
在日米軍司令官兼第5空軍司令官のブルース A. ライト中将のインタビューや
横田・嘉手納・三沢・岩国などの基地紹介が興味深かったですねぇ。
ただ、マニア的には表現的におかしなところが多々ありましたが・・・(汗)

さて、米空軍で使用されたジャングルファティーグ
(TROPICAL COMBAT UNIFORM)のご紹介です。


3rdタイプ(ノンリップ)のジャングルファティーグ・ジャケットで、
左胸に手刺繍の下士官航空機搭乗員章が付いています。
この時期の徽章類はサテン生地に直接刺繍が施された、
簡易タイプ(もしくはローカルメイド)が多いようです。DSA-67。


3rdタイプ(ノンリップ)のジャングルファティーグ・ジャケットで、
半袖に改造されております。左肩に詳細不明のパッチが付いておりますが、
★の上に憲兵の兵科章と同様のデザインが刺繍されておりますので、
たぶん憲兵隊ではないかと思われます。ラベル無しで発注会計年度は不明。


3rdタイプ(ノンリップ)のジャングルファティーグ・ジャケットで、
こちらも半袖に改造されております。
階級は上級曹長と思われますが、線が1本多いような?
DSA-100で発注会計年度は不明。


4thタイプ(リップストップ)のジャングルファティーグ・ジャケットながら、
フルカラーの徽章類が付いています。
左胸に航空医官章と降下章が付いている少佐です。パラレスキュー隊員でしょうか?
DSA-69。


4thタイプ(リップストップ)のジャングルファティーグ・ジャケットで、
パッチ類から判断すると、ベトナム戦争後に使用された物ではないかと思われます。
TAC(戦術航空コマンド)所属のセキュリティ・フォース隊員です。
階級章はなぜか仮留め状態。DSA-70。
  


Posted by アカトラ  at 21:11衣類

2008年03月08日

米海兵隊の輸送用ボックス



米海兵隊の輸送用ボックスで、何らかの電源機器が収納されていたようです。
プラスチック製(ABS?)で、周囲の中空構造によって衝撃を吸収するようです。
前後左右を6カ所の金属製パッキンで完全密封、エア抜き用の装置も付いています。
両サイドには取手が付いており、
放すとスプリングによって自動的にボックスに密着します。


左は内容物のラベル、右はボックス自体のコントラクトと思われます。
ボックスはMOO-75で、
MARINE CORP SUPPLY CENTER(海兵隊補給センター?)の表記があります。
「世田谷ベース」ではありませんが、こういったステンシル表記には心動かされますね。


当方では80年代のダンスミュ−ジック・レコード(LPサイズの12インチ・シングル)
の収納用に使用しております。
デッド・オア・アライヴとか(笑)バナナラマとか(笑)カイリー・ミノーグとか(笑)
クラブDJにもオススメ?

ミリタリー+ダンスミュージックといえば、これは外せませんね。。。
Nineteen - Paul Hardcastle(YouTube)
  


Posted by アカトラ  at 21:58その他

2008年03月05日

M56〜M61フィールドパック

えー、なんだか個人装備品のご紹介は久しぶりな感じであります。
ベトナム戦争時などに使用された、M56, M61フィールドパックで、
ブットパック、アスパックなどとも呼ばれたりします。
なぜか2個ずつ集める癖があるようで、表と裏でのご紹介(笑&汗)


コットン製のM56フィールドパックです。
1956年に採用されたフィールドパックで、ナム戦では初期型として区別されております。
基本的にはピストルベルトの後部(背部)に装着され、
蓋に並んでいるハトメにはバヨネットなどを装着する事が可能です。
両方共に「US」以外のマーキングは確認できず。
最近は品薄で入手困難ですね。


コットン製のM61フィールドパックです。
「M61」という呼称はあくまでも通称であり、ベースは基本的にM56なのですが、
このフィールドパックに限ってはM61の表記が確認できます。
M56フィールドパックの改良型で容量が増えており、ナム戦では後期型とされています。
左はDSA-63ですが、右はDSA-100のため発注会計年度は不明です。
こちらは現在でもデッドストック品などが出回る事があり、比較的入手しやすいです。
  


Posted by アカトラ  at 02:05装備