2007年06月24日
60〜70年代の米空軍ユーティリティ・シャツ
60〜70年代の米空軍ユーティリティ・シャツをご紹介します。
ブルーのUSAFテープとネームテープ、
そしてフルカラーのインシグニア類が特徴的です。

3rdタイプユーティリティ・シャツで、半袖に加工されております。
DPSCロット品で、前後に反射テープが縫い付けられています。
ポケットにはTAC(TACTICAL AIR COMMAND/戦術空軍)のパッチと
ミサイルの職種徽章が付いております。

3rdタイプユーティリティ・シャツですが、コントラクト等は確認できません。
ポケットにSAC(STRATEGIC AIR COMMAND/戦略空軍)のパッチと
詳細不明のパッチが付いております。
ブルーのUSAFテープとネームテープ、
そしてフルカラーのインシグニア類が特徴的です。

3rdタイプユーティリティ・シャツで、半袖に加工されております。
DPSCロット品で、前後に反射テープが縫い付けられています。
ポケットにはTAC(TACTICAL AIR COMMAND/戦術空軍)のパッチと
ミサイルの職種徽章が付いております。

3rdタイプユーティリティ・シャツですが、コントラクト等は確認できません。
ポケットにSAC(STRATEGIC AIR COMMAND/戦略空軍)のパッチと
詳細不明のパッチが付いております。
2007年06月17日
AFSOC & 353 SOG/パッチ
えー・・・、本業(デザイン)の方が多忙を極めておりまして、
今月いっぱいぐらいは、HPとブログの更新がままならぬ状況であります。。。
さて、AFSOC & 353 SOGのパッチ紹介です。

AFSOC(空軍特殊作戦コマンド/AIR FORCE SPECIAL OPERATIONS COMMAND)の
パッチ・バリエーションとネームタグです。
大きく分けると、フルカラー・タイプとサブデュード・タイプの2種類ですが、
微妙に配色が異なっていたり、AFSOCの表記が統一されていないなど、
なかなか興味深く面白いです。

沖縄県嘉手納基地に駐留する、AFSOC所属、
353 SOG(353rd SPECIAL OPERATIONS GROUP/第353特殊作戦グループ)の
パッチです。
左上より右に、航空団(WING)時代の物、旧型のサブデュード・タイプ、
現用フルカラー・タイプ、現用サブデュード・タイプ、
353 OSS(353rd OPERATION SUPPORT SQUADRON/第353作戦支援中隊)、
353 MXS(353rd MAINTENANCE SQUADRON/第353整備中隊)になります。
今月いっぱいぐらいは、HPとブログの更新がままならぬ状況であります。。。
さて、AFSOC & 353 SOGのパッチ紹介です。

AFSOC(空軍特殊作戦コマンド/AIR FORCE SPECIAL OPERATIONS COMMAND)の
パッチ・バリエーションとネームタグです。
大きく分けると、フルカラー・タイプとサブデュード・タイプの2種類ですが、
微妙に配色が異なっていたり、AFSOCの表記が統一されていないなど、
なかなか興味深く面白いです。

沖縄県嘉手納基地に駐留する、AFSOC所属、
353 SOG(353rd SPECIAL OPERATIONS GROUP/第353特殊作戦グループ)の
パッチです。
左上より右に、航空団(WING)時代の物、旧型のサブデュード・タイプ、
現用フルカラー・タイプ、現用サブデュード・タイプ、
353 OSS(353rd OPERATION SUPPORT SQUADRON/第353作戦支援中隊)、
353 MXS(353rd MAINTENANCE SQUADRON/第353整備中隊)になります。
2007年06月10日
M47対戦車ミサイル"ドラゴン"
M47対戦車ミサイル"ドラゴン"(以下=ドラゴン)のご紹介です。
ドラゴンは70〜90年代に米陸軍や海兵隊で使用された、
携帯式・使い捨て式の中距離対戦車ミサイルで、誘導方式は有線・光学式半自動です。
陸軍では分隊レベル、海兵隊では大隊レベルで装備されており、
第82空挺師団などの軽歩兵部隊に装備されている写真をよく見かけます。

上がDAAH-76年、下も76年のようですが、
上から1985年に採用されたドラゴン IIのラベルが貼られています。
ちなみに1990年からはスーパードラゴンと呼ばれ、
順次マイナーチェンジされていました。
M222はHEAT(対戦車榴弾)が装填されている事を示しています。

当方が所有するドラゴンは2基ですが、現在は新型のFGM-148"ジャベリン"に更新され、
また、こういった武器類も米軍から放出されなくなったようですので入手は困難です。

1974年のドラゴンのマニュアル(TC-23-24)です。
サイズは272×208ミリで、厚さは7ミリ、約120ページです。
ちなみにこういった武器類は再利用されないよう、放出時に断裁され廃棄物とされます。
当方が所有する物は、それらをつなぎ合わせて一部を再塗装、
外観のみを「観賞用」に原状回復したものであります。
従いまして、再利用は不可能であり、完全な合法・安全品であります。
※参考文献/Documents of References
・http://en.wikipedia.org/wiki/M47_Dragon
・http://www.designation-systems.net/dusrm/m-77.html
・大図解 世界のミサイル・ロケット兵器/グリーンアロー出版社
ドラゴンは70〜90年代に米陸軍や海兵隊で使用された、
携帯式・使い捨て式の中距離対戦車ミサイルで、誘導方式は有線・光学式半自動です。
陸軍では分隊レベル、海兵隊では大隊レベルで装備されており、
第82空挺師団などの軽歩兵部隊に装備されている写真をよく見かけます。

上がDAAH-76年、下も76年のようですが、
上から1985年に採用されたドラゴン IIのラベルが貼られています。
ちなみに1990年からはスーパードラゴンと呼ばれ、
順次マイナーチェンジされていました。
M222はHEAT(対戦車榴弾)が装填されている事を示しています。

当方が所有するドラゴンは2基ですが、現在は新型のFGM-148"ジャベリン"に更新され、
また、こういった武器類も米軍から放出されなくなったようですので入手は困難です。

1974年のドラゴンのマニュアル(TC-23-24)です。
サイズは272×208ミリで、厚さは7ミリ、約120ページです。
ちなみにこういった武器類は再利用されないよう、放出時に断裁され廃棄物とされます。
当方が所有する物は、それらをつなぎ合わせて一部を再塗装、
外観のみを「観賞用」に原状回復したものであります。
従いまして、再利用は不可能であり、完全な合法・安全品であります。
※参考文献/Documents of References
・http://en.wikipedia.org/wiki/M47_Dragon
・http://www.designation-systems.net/dusrm/m-77.html
・大図解 世界のミサイル・ロケット兵器/グリーンアロー出版社
2007年06月08日
ベトナム戦争以前のパッチ付ユニフォーム
ベトナム戦争以前のパッチ付きユニフォームをご紹介。
個人的にベトナム戦争以前の物は手を出さないようにしているのですが、
たまにこういったアイテムを見つけてしまいます。。。

杉綾織のヘリンボーン・ツイル・シャツ(HBTシャツ)で、
第11空挺師団所属の上等兵(一等兵)、パラオーバルの色から空挺砲兵隊員のようです。
パッチ類の縫い付けはすべて手縫いによるもので、
U.S.ARMYテープ(U.S.ARMY Distinguishing Insignia)が採用されていない事から、
1953年以前の物と思われます。

初期型のユーティリティ・シャツで、第25歩兵師団所属の二等軍曹(軍曹)です。
U.S.ARMYテープ採用後の物ですが、両腕のシェブロンは旧型の青地にODのタイプです。
シェブロンのみ手縫いで付けられております。
第25歩兵師団のSSIは当然ながらカットエッジ・タイプで、
ネームテープはスタンプ押し、もしくは手書きと思われます。
個人的にベトナム戦争以前の物は手を出さないようにしているのですが、
たまにこういったアイテムを見つけてしまいます。。。

杉綾織のヘリンボーン・ツイル・シャツ(HBTシャツ)で、
第11空挺師団所属の上等兵(一等兵)、パラオーバルの色から空挺砲兵隊員のようです。
パッチ類の縫い付けはすべて手縫いによるもので、
U.S.ARMYテープ(U.S.ARMY Distinguishing Insignia)が採用されていない事から、
1953年以前の物と思われます。

初期型のユーティリティ・シャツで、第25歩兵師団所属の二等軍曹(軍曹)です。
U.S.ARMYテープ採用後の物ですが、両腕のシェブロンは旧型の青地にODのタイプです。
シェブロンのみ手縫いで付けられております。
第25歩兵師団のSSIは当然ながらカットエッジ・タイプで、
ネームテープはスタンプ押し、もしくは手書きと思われます。
2007年06月07日
米空軍/第44戦闘飛行隊(44 FS)パッチ
沖縄の米空軍嘉手納基地に駐留する、
太平洋空軍/第18航空団所属の第44戦闘飛行隊(44FS)パッチです。
以前の名称は第44戦術戦闘飛行隊(44 TFS)でした。
マクダネル・ダグラス(現ボーイング)F-15C / Dイーグル戦闘機を運用しています。

一般的によく見かける44 FSのパッチですが、右下の物は詳細が不明です。
たぶん、F-15C/D配備以前の古い物ではないかと思われます。

左は直径21.5cmの大型パッチで、フライトジャケットの背中や、
ヘルメット・バッグに付けるものでしょうか?
ちなみに空軍は海軍に比べ、パッチの取り付け規定が厳しく、
背中へのパッチ取り付けは基本的にNGだと思われます。
右はF-15戦闘機が駐機時などに使用する
「エアインテーク・カバー」に付けられた超巨大パッチで、なんと直径約60cm!

上は2005年の横田空軍基地オープンベース時に飛来した、44 FSのF-15C戦闘機。
この時はエアインテーク・カバーに部隊マークは見当たりませんでした。
下は同じく横田空軍基地に飛来した第67戦闘飛行隊(67 FS)のF-15Dですが、
こちらの機体には赤いエアインテーク・カバーに部隊マークが付いておりました。
太平洋空軍/第18航空団所属の第44戦闘飛行隊(44FS)パッチです。
以前の名称は第44戦術戦闘飛行隊(44 TFS)でした。
マクダネル・ダグラス(現ボーイング)F-15C / Dイーグル戦闘機を運用しています。

一般的によく見かける44 FSのパッチですが、右下の物は詳細が不明です。
たぶん、F-15C/D配備以前の古い物ではないかと思われます。

左は直径21.5cmの大型パッチで、フライトジャケットの背中や、
ヘルメット・バッグに付けるものでしょうか?
ちなみに空軍は海軍に比べ、パッチの取り付け規定が厳しく、
背中へのパッチ取り付けは基本的にNGだと思われます。
右はF-15戦闘機が駐機時などに使用する
「エアインテーク・カバー」に付けられた超巨大パッチで、なんと直径約60cm!

上は2005年の横田空軍基地オープンベース時に飛来した、44 FSのF-15C戦闘機。
この時はエアインテーク・カバーに部隊マークは見当たりませんでした。
下は同じく横田空軍基地に飛来した第67戦闘飛行隊(67 FS)のF-15Dですが、
こちらの機体には赤いエアインテーク・カバーに部隊マークが付いておりました。