2010年01月05日

奥が深いウッドランドBDU

皆様ご存知のウッドランドBDUであります。ACUやらABUやらが採用されて、他にもマルチカムだのUCPデルタカモだのと次から次に新型の迷彩が登場してくる昨今でありますが、私の中で「迷彩」といえばやはりウッドランドなワケであります(リーフもいいですが)。まだまだウッドランドBDUは市場でダブついているようですが、最近はパッチ付き(特にフルパッチ)のウッドランドBDUジャケットがヤフオクなどでじわじわと高騰してきているように感じるのは気のせいでしょうか?

でもって、ウッドランドBDUにもいろいろなバリエーションがあるわけでございます。ビッキー池田氏が暫定的に?タイプ分けをされましたが、当方はあえてタイプ分けはせず、異なっている部分だけを抜き出してみる事にしました。

ウッドランドBDUジャケットのバリエーション
(米軍実物装備コレクション紹介byビッキー)

奥が深いウッドランドBDU
襟の違いです。上の方が年代が古く、下の方がそれよりも新しいモデルです。上の物は襟が大型ですが、下の物では小型になっています。

奥が深いウッドランドBDU
ウエストの調整用タブです。出始めのモデルには付いてないようですが、その後付くようになり、最終タイプでは再び省略されています。

奥が深いウッドランドBDU
胸ポケットの違いです。左の方が年代が古く、右の方が新しいモデルです。左のポケットは一般的なものよりもわずかにサイズが小さく、マチが前合せ側になっているのに対し、右の物はマチが逆側になっております。

奥が深いウッドランドBDU
袖のボタン部分の違いです。左の方が年代が古く、右の方が新しいモデルです。だんだんとタブが補強されていくのがわかります。

奥が深いウッドランドBDU
色相及び生地の違いです。上段と中段は同じノンリップ生地(50/50)でありますが、カーキの色の部分が微妙に異なっております。上段がグレーがかったカーキですが、中段は黄色が強いカーキといった感じで、上段よりも中断の物の方がより新しいタイプのようです。この違いは他の多くのウッドランドBDUでも確認できますので、製造ロット等による個体差というよりは、明らかに途中から色相を変更/追加した、もしくは生地の微妙な違いなどと考えた方が妥当なような気がします。そして下段は防破処理されたいわゆるリップストップ生地で、カーキの色は中段の物に近くなっています。

さてと〜、イボ痔の薬でも注入しるかな(笑)




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Posted by アカトラ  at 21:32 │衣類