2007年05月25日

U.S.ARMYテープ考察

手持ちのU.S.ARMYテープ(U.S.ARMY Distinguishing Insignia)で
バリエーションを考察してみました。
U.S.ARMYテープは朝鮮戦争中の1953年に採用され、
規定ではサイズが4.25×1インチ、文字の高さは0.75インチとされておりますが、
規定外のローカルメイド製なども多数存在しております。
最近ではOD系・デザート系のほかに、ACU対応のテープも登場してきました。


A. フルカラーの機械織りタイプ。朝鮮戦争・ベトナム戦争初期まで使用。
B. Aの刺繍タイプ。周囲はロック加工されており、縁取りがあります。
C. ナイロン製の機械織りタイプ。1969年頃より使用。
D. Cと同様の機械織りタイプですが、緑が強く80年代以降の物でしょうか。
E. Bのサブデュード・タイプ。周囲がロック加工されており、縁取りがあります。
F. コットンテープに文字がA〜Eの太文字書体に合わせて刺繍されております。
G. ツイル生地をテープ状にしたもので、ベトナム戦時型という感じでしょうか。
H. コットンテープにスタンプ押しされたものです。80年代でも見かける事があります。
I. 80年代ぐらいによく見られる、文字が異常に縦長のものです。
J. コットンテープに刺繍がされた、一般的なタイプといったところでしょうか。
K. 最近よく見かけるようになった、柔らかいナイロン?テープ・バージョンです。
L. こちらもナイロンテープですが、生地が異常にぶ厚く硬いです。
M. ローカルメイドというか、レプリカっぽい感じがします。
N. デザートカラーの機械織りタイプ。
O. デザートカラーが本格的に使用される前の過渡期的な物でしょうか。文字は黒。
P. デザートカラーの一般的なタイプといったところでしょうか。  


Posted by アカトラ  at 00:05パッチ・ステッカー