2008年04月12日

勇者たちの戦場

勇者たちの戦場

本日は「勇者たちの戦場(HOME OF THE BRAVE)」のDVDが発売されたので、
早速買ってきて観てみました。まだ観てない方のために?参考まで感想を。。。

全体的な感想は「非常に良かった!」です。
但し、基本的にドンパチ系の戦争映画ではありません。
戦闘シーンは最初の方だけで、その後は帰還後の苦悩や葛藤を描いている作品ですので、
銃撃戦やアクションを求めている方だと確実に「ハズレ」です。。。
愛国的でも反戦的でもなく(・・・と、私は感じました)、
あくまでも兵士の側に立った心理的描写がとても鋭い。
戦争とは何ぞや?正義とは何ぞや?と考えてみたところで、
早々に答えが出るものでもありませんので、
あくまでも「自分の使命」として戦う(戦った)兵士達の姿は、
ブラックホーク・ダウンと通ずる部分があるかもしれません。

昨今ではミリタリー・マニアもある程度、社会的に認知されておりますので、
眉をひそめられるという事も無いかとは思いますが、
やはり軍隊や戦争を扱う以上、究極的には人の生死に関わる事柄ですので、
こういった映画で、少しでも戦争の現実やその裏側などにも
目を向けてみたほうがよいのではないかと思う次第であります。

ちなみに・・・パッケージにはAH-64アパッチ・ヘリコプターが描かれておりますが、
実際には全く登場しません(汗)
M1戦車と共に進撃するシーンなどもありません(笑)
まぁ、あくまでも一般人相手の「イメージ」って事なんでしょうけど、
表紙だけ見ると完全にアクション映画なワケで、
こういった部分は何とかなりませんかねぇ。。。

★オフィシャル
勇者たちの戦場




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Posted by アカトラ  at 06:02 │アカトラ

この記事へのコメント
あちらの表紙もこんな感じなんですかね?

日本に入ると、日本の映画会社が勝手に『なんでこんなタイトルにすんねん?』みたいな事を平気でやるから、表紙に関しても、”ツカミ”の為だけに
変更してるような気がします。
タイトルで言えば、”愛と青春の旅立ち”。
ストーリーは日本版タイトルで良いでしょうけど、原題は
オフィサー・アンド・ジェントルマンですからねぇ。。。。

アタクシの場合は、”ガルフ・ウォー”ってのを掴んでしまいましたわ。
表紙は今回のと同じで、「お!戦争物やな」と思ったら、
帰国後に劣化ウラン弾の影響で発病した兵士達のドキュメントドラマでした。
(多分、TV映画だと思います。)
ドラマ自体は悪い内容では無いのですが、表紙に日本の配給会社の
悪意を感じざるを得ませんわ。。。。。(もっとも、中古DVDですけど)
Posted by でぉ at 2008年04月12日 21:50
でぉどの
まぁ、よくあるパターンではありますが・・・(笑&汗)
友人に映画パッケージのデザインをしていた人間もおりますが、
海外の映画などは特に版権等が厳しく、
パッケージで使用できる写真素材も極端に少ないらしいです。
そのため、映画の臨場感を出すために
映画とは全く関係の無い写真などを持ってきて
このような事になってしまうんでしょうねぇ。
軍事に詳しいデザイナーであれば
このようなビジュアルは避けると思いますが、
一般のデザイナーであれば、アパッチもコブラもヒューイも
全部ひっくるめて「軍用ヘリコプター」でしょうし。。。
ただ、映画パッケージに限らず、
ビジネスとしてデザインする場合には、
いろんなしがらみや制約も絡んでくるので、
一概には何とも言えないんですが・・・。
軍事物、特にB級系のDVDのパッケージには要注意ですね(笑&汗)
Posted by アカトラアカトラ at 2008年04月12日 22:33