2012年01月12日

最近思うことは、、、


PHOTO : 大空からダメ出しされ、、、別にブルーインパルスとかでもありませんw

最近思うことは、、、世の中なんてモンは矛盾や不条理なことが多く、その中で人間同士が何とかバランスをとりつつ社会が形成されているんだなということも重々承知しておりますが、最近は業務や趣味などにおいても法を厳密に守ろうとすればするほど「正直者が馬鹿を見る」という感覚が多々あり「なんだかな〜」といった感じが否めません。。。このブログも極力著作権などには抵触しないように気をつけておりますし、極東ミルサープにおいても当然ながら違法な物品と思われるものは販売しないように心がけておりますが、ちょっとネットサーフィンでもすれば違法と思われる表現/行為/物品などが堂々と掲載されていたりするワケでして、そういった方々が違法性を認識しているのかどうかはわかりませんが、いわゆる「やったもん勝ち」「売ったもん勝ち」といったことが蔓延しているこの状況下において、自分だけが厳密に法を守り自重することがアホらしくなってくるのもこれまた事実であります。まぁ「そんなに難しく考えないで、ケースバイケースで常識的に立ち回ってればいいんじゃないの?」という考え方も一理あるとは思いますし、道路事情などを見ても1台だけが制限速度を守って走行するよりも、周りの車に速度を合わせて走る方がスムーズですし安全だとも思うのでありますが、まぁそういった事が世の中の矛盾であり摂理であり、その中で自分の正義感や倫理観をどこまで守り抜く事ができるかどうかが重要なんだと思いますが、どーも最近そのさじ加減がわかりません。。。

ある日、信号待ちをしていると幼い子供をつれた母親が堂々と信号を無視して渡っていくではありませんか。確かに交通量の多い信号ではありませんでしたが、子供をつれているのにこの親は一体なにを考えているのか?と思ったものの、その後それに釣られた大人達がどんどんと信号無視をするのでありました。。。まぁ当方であっても徒歩であれば状況によっては信号無視をしてしまう場面もなきにしもあらずですが、それは一般生活の中におけるある程度の常識的な範囲内として許されるであろうと思われる自分なりの倫理観に基づいて違法な行為をしてしまっているわけでありますが、もしかするとこの記事を読んでいる方の中には鬼の首を取ったように「アカトラは信号無視を正当化している!」などと批判される方もいらっしゃるかもしれません。しかしその方が北海道の原野のど真ん中でも確実に信号を守るという人であればそれはあなたが正しい。周りに惑わされずそれだけの確固たる正義感をお持ちの素晴らしい生き方であるとも思います。しかしながら前述したようにそういった考え方がある日アホらしく感じる場面もあるのではないかとも思います。そういう壁にぶつかった時にこそ自分自身の思想や哲学が生まれてくるのではないかとも思いますが、いわゆるネットスラングである「ドキュン」な方々におきましては正義感や倫理観の基準が我々とはかけ離れている場合が多々ありますので、自分だけに都合の良い思想・哲学を生み出されても迷惑なだけであったりしますが。。。

ちょっと難しくなりますが、そんな世の中であっても「絶対の正義」や「絶対の悪」というものは確実にあると思いますし、「絶対ではない正義」や「絶対ではない悪」も確実に存在するわけでありまして、話をミリタリーに置き換えますと、アメリカによるイラクやアフガンへの攻撃においては、当方的にはアフガンへの攻撃は9.11の報復的な部分を考慮においてもそれなりの理解はできますが、その後のイラクへの攻撃は首をかしげざるを得ません。アメリカはイラクへの攻撃も当然ながら正当性を主張するわけですが、懸念されていた大量破壊兵器があるかどうかもわからないままに戦争へ突入し、最終的には「ありませんでした、、、テヘッw」というのはいかがなものなのか?とも思います。アメリカの正義が世界の正義といった風潮にもなっておりますが、イスラムにはイスラムの正義があるわけでして、それは先の大戦でのアメリカと大日本帝国でも同様であったと思うのです。つまり当事者によって正義と悪が入れ替わる、よって正義と悪の定義というものも非常に曖昧模糊としたものであるということが言えますが、しかしナチスドイツからフランスやユダヤ人を解放したような戦争は、片方の当事者であった戦後のドイツもナチスドイツを否定したことから「絶対の正義」であったようにも感じます。ただ当方の浅はかな歴史観や知識のみで語っているので、今後変節する可能性もなきにしもあらずですが。。。

とまぁ、長々と書いてしまいましたが、便所の落書き程度にスルーしてくださいw
  


Posted by アカトラ  at 21:25アカトラ