2008年01月19日

ドッグタグいろいろ

えー、新年明けても久しぶりの更新となってしまいました。。。


使用済み?のドッグタグを大量入手しました。
まぁ・・・もしかしたら戦死した兵士の物も混ざってるのかしら?
などと考えてしまいますが、
そんな事を気にしてたらこの趣味はやってられません(笑&汗)

ちなみに大昔のコンバットマガジン誌によると、
ドッグタグのプレート自体は刑務所で製作されているとの事です。。。


現用型のドッグタグで、どうやら打刻形式は2種類あるようです。
上の画像の上段は、国内のミリタリーショップなどでもよく見掛けるタイプで、
基本的に打刻文字は凹型です。
表裏や文字打ちの方向などもあまり気にせずに打刻しているようで、
要は「わかればいい」という感じでしょうか。。。
上段のタイプは無理矢理文字を打ち込んでいるといった感じですが、
下段のタイプは打刻にあまり無理が無く、文字も鮮明に表示されております。
左はフラット面に凸文字、中央は縁取り面に凸文字、
右はフラット面に凹文字になっております。

その下はサイレンサー各種ですが、
右の物はプレートが黒またはOD色になっております。
以前、国内のミリタリーショップで黒バージョンのドッグタグが販売されていましたが、
こちらの物はどうやらODカラーで塗装された物のようです。


こちらは第二次世界大戦時のドッグタグで、ほとんどがペアで揃っていました。
このタイプの特徴は「切り欠き」が付いている事で、この「切り欠き」の使用方法は、
戦死した場合に切り欠き部を前歯に差し込んで顎を蹴り上げ、
身元確認用の標識として使用する事が一般的に言われています。
しかしながら、下記の米海兵隊のホームページによると、
あくまでもそれは神話的なものとされ、事実とは違うように書かれております。
またこのタイプは1970年代初期頃まで使用されたともあります。


上段左は第一次世界大戦時の米軍の物と思われるドッグタグです。
上段の中央と右の物は第二次大戦時のイギリス軍の物で、
丸形と八角形の物でペアになります。
戦死した場合には丸形を取り外し、八角形の物を遺体に付けるようです。

下段左は南ベトナム軍、その右はフランス軍のドッグタグになります。
どちらも打刻は浅く、裏面には影響しておりません。

★在日米海兵隊のホームページに、なぜかドッグタグの紹介が。。。
http://www.kanji.okinawa.usmc.mil/News/060210-tags.html  


Posted by アカトラ  at 05:09その他